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「健康経営」の新たな取組み

      2022/11/29

新元号の発表は、リアルタイムで観られましたか。「令和」に代わるのもあと2週間を切りました。「平成」に代わった時と違い、待ち遠しく感じていられるのも、これまでにないことですね。

さて、新年度を迎え、当社の「健康宣言」も2年目を迎えました。つい先日、協会けんぽから新しい「認定証」が届いたところです。2月には無事「健康経営優良法人2019」の認定も受けました。3年目の今回、中小規模法人部門は2503法人もが認定されました。
https://www.meti.go.jp/press/2018/02/20190221002/20190221002-2.pdf
(28ページ No.1439)

昨年は、外部の指導を受けて始めた「健康経営」の取組みでしたが、今年の新たな取組みは、当社で月1回行う全体会議で決定しました。“スモールチェンジ”を積み重ねることで、徐々に会社を活性化していく「健康経営」の趣旨に沿い、大きな目標は掲げていません。

月1回の全体会議も、昨年1月からスタートさせたものです。毎日夕方には、シェアミーティングを行っているため、日々の情報交換はできているので、この全体会議では、社内で議論したいこと、学びたいこと等を各々持ち込んで参加しています。

今年の「健康経営」の新しい取組みの一つは、朝礼後の「ストレッチ体操」です。外出機会もあるものの、社労士業の一日の大半は座っていることの方が多く、肩こり、腰痛はつきものです。ストレッチバンドを購入し、まずは週一回から始めています。ひと月近く経ちましたが、少しずつ柔軟性が向上しているように感じます。一同、本当に体が硬いです。

次いで取組んでいるのが「ノー残業デー」です。今頃かと思われるかもしれませんが、当社にはこれまで一斉にノー残業に取組むことはしていなかったので、これはかなりの挑戦とも言えるかもしれません。「一般事業主行動計画」の策定内容の一つでもあり、「両立支援のひろば」にも公開しました。
http://ryouritsu.mhlw.go.jp/hiroba/search_dtl.php?cn=106787&pg=0&n=%E5%8A%B4%E5%8B%99%E7%AE%A1%E7%90%86%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC&k=&ko=0&nw=&m=&w=&pw=&jw=&sw=&kw=&iw=&b=&l=&p=&disp_kind=

「働き方改革法」も順次施行され始めたことですし、業務内容を見直す機会としてもいい取組みだと思っています。ちょうどこの時期は、労働保険の年度更新に始まり、社会保険の算定基礎届と、社労士業の繁忙期を迎えます。だから“無理”と思うのではなく、いかに効率的に業務を進めて毎週月曜日を“完全ノー残業”にするかを、月1回の全体会議で議論・検討していきます。

「健康経営」に関連して、当社は「あいち健康経営ネット」への登録も行いました。
https://www.kenko-keiei.pref.aichi.jp/company/detail/27

残念ながら「あいち健康経営アワード」には入賞できませんでしたが、他の登録企業の取組みも観ることができ、参考になるサイトです。

そして、名古屋市の表彰制度である「ワーク・ライフ・バランス推進企業認証制度」の認定も受けました。
http://www.city.nagoya.jp/shiminkeizai/cmsfiles/contents/0000095/95426/30-2.pdf

1月に名古屋市役所で授賞式があり、河村市長から直々に賞状をいただきました。当社は「ろ」始まりのため、44社中の一番最後に呼ばれたのですが、市長と國井のツーショットもしっかり撮りましたよ。

「健康経営」はトップダウンでは長続きしません。従業員自身からの働きかけで取組むことがとても大事な経営手法です。それも楽しんで取組めるなら、会社の活性化も一層早く進むかもしれませんね。取組むことで、社内コミュニケーションの向上にも繋がります。

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