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■イメージの重要性

      2016/01/25

こんにちは。佐藤です。
師走になり慌ただしいですが、みなさん、お身体ご自愛くださいね。

さて、我が家には小学4年生の娘がいます。
11月、清流ジュニアアスリート育成プロジェクトの第1次選考会があり、選考試験(体力測定)を受けてきましたが、その結果が昨日届きました。

結果は、合格。

この後は、来年1月に第2次選考会があり、第1次選考で選ばれた50人の中から、最終25人に絞られます。

そもそもこのテストは、私と妻が勝手に申し込んだものでして、正直、彼女自身はこのテストを受けることに全く興味がありませんでした。

さて、この結果の手紙を見ていたときのこと。

私『いやぁ、第1次合格おめでとう!!すごいなぁ!!』
娘『・・・』《笑顔ではあるが・・》

内心はうれしいのでしょうが、やはり興味がないようです。

その後、妻と私と娘の3人で今回の話やその他のいろいろな話をしていたのですが、私がそろそろ髪の毛を切りに行きたいと話したときのこと。

娘『私も美容院に行きたい!!』
妻:私『えっ?』
娘『私の友達みんな美容院に行っているもん!』
妻『でも、美容院ってお金がかかるし..うんぬんかんぬん・・・』
娘『どうしても行きたいの!』
私『じゃあさぁ、第2次選考で受かったら、ママと一緒に行くってのはどう?』
娘『・・・、今回受かったのではだめ?』
私『・・・、次回受かったらにしよう』《半分こころ折れながら・・・》
娘『・・・』
私『ところで、どんな美容院に行きたいの?』
娘『行ったことないから、どこでもいい!ただ1回、他の人に切ってもらいたいの。』《笑顔》
私『そうかぁ、はじめての体験がしてみたいんだね。どんな髪型にしてもらいたいの?』
娘『髪は長いままで、前髪と根本を揃えてもらって・・・シャンプーをしてもらいたい!』
私『シャンプーは気持ちいいよなぁ。じゃあ、切り終えて、シャンプー終わったらどんな感じになってると思う?』
娘『○○ちゃんのようになっていたい!』

このあと、いろいろイメージがどんどん膨らんで行きました。また、お金の話もしました。
そして、妻の行っている美容室に行けば安く済むこと。その差額は、自分の好きなものを買っていいこと。
明確にしたら、彼女の中で、イメージがどんどんふくらみ、嫌々であった第2次選考が10分後には、
とても待ち遠しいものになっていました。

人は、具体的なイメージが描かれることではじめて、ビジョンに向けた行動を開始します。
これは、組織においても同じです。

みなさんも、会社のビジョン、イメージできるよう明確《語り合って》になっていますか?

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