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■津軽三十三霊場報告編

      2016/02/09

10月1日から5日にかけて、津軽三十三霊場を巡礼しました。その報告をさせていただきます。

1番 護国山久渡寺(弘前市坂元)聖観音 真言宗→石段227段。いきなりの強烈パンチです。津軽は甘くありません。◎
2番 多賀神社(弘前市桜庭)千手観音→またまた石段。京都の清水寺のような造りの本殿でした。
3番 岩木山求聞寺(弘前市百沢)聖観音 真言宗→またまたまた石段。本堂脇の観音堂の前で丑と寅の像がお出迎えしてくれました。
4番 南貞院聖観音堂(弘前市高杉)聖観音 浄土宗→人家に囲まれた石段のない観音堂でした。ホッとしました。
5番 巌鬼山神社(弘前市十腰内)十一面観音→一番最後に訪れました。強風で電柱が倒れ、一日目には通行止めでした。
6番 高倉神社(鯵ヶ沢町湯舟)聖観音→急な階段。頂上まで登ると杉の木立が切れて、ぱっと明るくなりました。
7番 北浮田弘誓閣(鯵ヶ沢町北浮田)聖観音→石の鳥居をくぐった辺りは、旧小学校跡地で広場になっていました。
8番 高倉神社(鯵ヶ沢町日照田)十一面観音→一気には登れません。息をついて何度も休みながら登りました。
9番 見入山観音堂(深浦町松原)如意輪観音→金剛杖がないとまず登れない難所。身の危険を感じました。仲間は一人リタイアしました。◎
10番 春光山円覚寺(深浦町浜町)十一面観音 真言宗醍醐派→一息つけます。千百余年の樹齢の老杉が心を癒してくれます。
11番 高城八幡宮(つがる市下相野)如意輪観音→広い広い田園地帯の中にありました。
12番 蓮川観音堂(つがる市蓮川)聖観音→銀杏が一杯落ちていました。車の中は○○○の臭いが充満しました。
13番 川倉芦野堂(五所川原市川倉)聖観音→広い境内、杉木立の中、鳥居を越えるとありました。
14番 弘誓寺観音堂(中泊町尾別)千手観音 天台宗→久々の階段です。階段を上りきったあたりから道端に三十三観音石像がありました。
15番 薄市観音堂(中泊町薄市)千手観音→辺りは桜林になっていました。春にはまた最高だろうなと思いました。
16番 今泉観音堂(中泊町今泉)千手観音→なかなかの難所。太宰治は小説「津軽」の中で今泉の風景を”孤独の水たまり”と表現しました。
17番 春日内観音堂(五所川原市相内)聖観音→三十三霊場の折り返し。本堂後ろに五メートルほどの滝があり、境内に流れていました。
18番 海満寺観音堂(中泊町小泊)聖観音 浄土宗→漁港の町らしく活気があり、きれいな観音像でした。
19番 義経寺観音堂(外ヶ浜町三厩)聖観音 浄土宗→太宰治の小説「津軽」は”なぜ旅に出るの?” ”苦しいからさ”この会話から始まります。
20番 高野山観音堂(今別町今別)十一観音→単線の踏切を越えるとありました。観音堂の右は陸奥湾でした。
21番 鬼泊巖屋観音堂(今別町袰月)聖観音→海に突き出した巨岩の岩屋に観音堂が納まっていました。潮の香りがしました。
22番 正覚寺観音堂(青森市本町一丁目)聖観音 浄土宗→青森市の町中にある正覚寺の中に安置されていました。
23番 安養山夢宅寺(青森市浅虫)如意輪観音 曹洞宗→浅虫温泉の誘惑に負けそうになるくらいの湯の町の中にありました。威厳がありました。
24番 入内観音堂(青森市入内)聖観音→静かで人っこ一人通らない街道沿いにひっそりとありました。
25番 松倉観音堂(五所川原市)馬頭観音→霊場最大の難所。山頂の岩山の観音堂を目指し、なんども挫けそうになりながら石仏様の案内で辿り着きました。◎
26番 宝巌山法眼寺(黒石市山形町)十一面観音 黄檗宗→大きなお寺でした。津軽における黄檗宗の総本山だそうです。
27番 白山姫神社(黒石市袋字富岡)三十三観音→参道は500メートルの山道。なかなかでした。境内の石割カエデが目を引きました。
28番 広船観音堂(平川市広船)千手観音→観音堂から見える岩木山がきれいでした。さすが津軽の富士山です。
29番 沖館観音堂(平川市沖館)十一面観音→杉林に囲まれ、御神灯がずらりと並んでいました。
30番 大光寺慈照閣(平川市大光寺)聖観音→津軽平野のど真ん中にいるようなお寺でした。
31番 居土普門堂(大鰐町居土)千手観音→参道はなかなかの難所でした。境内には樹齢六百年以上という大イチョウが三本ありました。
32番 苦木観音長谷堂(大鰐町苦木)聖観音→杉並木に真っ直ぐの伸びる石段を登り詰めたら広い境内に出ました。
33番 観音山普門院(弘前市西茂森)聖観音 曹洞宗→なんと豊橋から車で来られた60代のご夫婦と同行でした。

以上を巡礼してきました。

◎難所ベスト3は、9番と25番と1番だと思います。報告を終わります。

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