始まりはジブンガタリから
株式会社スコラ・コンサルタント対話普及チームの「オフサイドミーティング」という本から教えていただいた言葉です。
チームワークについてのコミュニケーションには7段階あると指摘します。
レベル1 顔と名前を知っている
レベル2 あいさつや日常会話をしている
レベル3 考えや価値観、その背景を理解している
レベル4 目的を共有している
レベル5 問題などが相談できる
レベル6 利害を乗り越えて協力できる
レベル7 新しい価値をともに創造できる
ジブンガタリはレベル3の構築に大きな効き目があると紹介されています。
そのジブンガタリを私は、交流分析を主体とした管理職コミュニケーション向上研修に活用しました。
内容は、
① 生い立ち(小さな時の自分の性格や印象的な出来事について)
② 転機(辛かったことなどを乗り越えた時の環境やその出来事で自分が学んだことについて)
③ 影響を受けた人(その人々から学んだことや、今に活かしていることについて)
④ 自分が大切にしている考え方や価値観(なぜ大切にしているのか)
これをA4一枚に各自で事前に記入してもらい、研修時の後半でひとりひとり全員の前で語っていただきます。
有意義な時間が流れます。まさに「ジブンガタリ」です。その後にOKメッセージを記入していただきます。
残念ながら私のこの研修は、スコラ・コンサルタントのレベル4以上には到達できません。
到達するためには、「モヤモヤガタリ」「ありたい姿」「課題設定実行」が必要になります。
今後は社内の疑問や不安を仲間と共有し、10年後のこうなりたい姿を出し合い、現実とのギャップを克服する試みを
まずは私の仲間たちと実践していきたいと思います。
それから大切なお客さまへご提供していけたらいいなと思います。