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限度額適用認定証について

      2019/05/20

病気等で医療費の負担が大きくなった時のために、健康保険には「高額療養
費制度」というものがあります。
しかし、高額療養費制度による医療費の払い戻しは、ほとんどの場合は申請作
業が必要なため、そのまま申請せずに放置してしまう可能性もあります。

急な入院などで前もって高額な医療費がかかることが分かっている場合には、
まず「限度額適用認定証」の申請をオススメ致します。
「限度額適用認定証」を病院の窓口に提示すれば、請求される医療費が、高額
療養費制度の自己負担限度額までとなります。
病院が自動的に計算をしてくれて、一時的ではございますが支払う医療費を減
らすことができますし、あとから高額療養費制度として申請する手間が省けま
す。
すでに入院してしまっている場合でも、その月のうちに「限度額適用認定証」
を取得して、病院の窓口に提示できれば、その月の医療費から自己負担限度額
の範囲にできます。

支払いをする金額は結果として同じでも、その人がする手間や時間を考えると
、限度額適用認定証を準備する方が楽になります。
ただし申請した時から、認定証が届くまでおおよそ2週間かかるため、月末に
近いときなどはその月の適用が難しかったりしますので、その際は一度病院で
相談をした方がいいでしょう。
協会けんぽのホームページでも、制度の内容や注意点などまとめとあります。
是非、ご参考に活用ください。
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat310/sb3020/r151

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