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■フィリピン事情

      2016/02/21

9月7日から10日までフィリピンのマニラに、愛知中小企業家同友会のアジア共生研究会のメンバー13名で行ってきました。目的は、現地の企業と文化視察です。当国は、人口9,800万人、面積は日本の80%(北海道を除いた程度)で、カトリック教が8割をしめる7,109の島からなる国家です。人口構成は、20歳未満が43.9%、65歳以上が4.3%という裾野の広いピラミッド型です。

宿泊した首都マニラは、当国最大の島、ルソン島のほぼ中央に位置し、人口は1,400万人です。賃金水準は、一般工で月額27,200円、中堅技術者で月額43,000円、中間管理職で月額89,500円です。アパレル・飲食店のスタッフは月額26,000円程度です。

感想は、3つ。
1.活気溢れる若い国
2.貧富の差はあるが、家族想いの国
3.英語を駆使した出稼ぎの国です。

特に、英語が話せることは、英語圏の国にとっては、重要な労働力として必要とされています。日本の医療業界(看護師・介護)もお堅いことばかり言っていると彼彼女らにそっぽを向かれてしまいます。すでにその傾向は出てきているそうです。老人に対する「おもてなし」も家族想いの彼彼女らには期待できると思いますので、声を大にして発信していきます。

個人的には、機会があれば次回はセブ島を訪れみたいと思いました。

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