わたしの眼鏡物語
名古屋のおあなみ線での出来事です。とある日の午後9時に名古屋駅を出発し、中島駅で下車しました。その間にスマホを確認するために眼鏡を外して操作していました。横の席には誰も居なかったので、眼鏡は席に置いたまま、降りてしまいました。
気づいたのは、自宅に戻ってから、家族は至急駅に自転車で行けとの命令口調。自動車で行ってくれないのかと思いながらも言われるまま中島駅に自転車を走らせました。駅に着くなり、駅員の方に事情を説明。その方が、終点の名古屋港の金城ふ頭駅に連絡を取っていただくも、忘れ物としての届け出はないとのこと。このままだと翌日の忘れ物部署への連絡になるとのことでした。
さて、どうする。もうひとりの駅員の方が、あと10分ほどで金城ふ頭から折り返した同じ電車が中島駅に来るから、車掌に事情を説明してドアの開閉を一時だけ調整するから、その間に一発勝負で車両を限定して座った席を確認することはできる。どうしますとのこと。
もちろん、やります! 今か今かと待っているところへ電車が来ました。記憶を頼りに車両に乗り込み、同じ席に座っていた男性に尋ねるも、知らないとの素振り、あきらめかけてふと窓際を見ると、眼鏡がたたんで置いてあるではないですか。すぐに取って、下車して駅員さんに大声で「ありました!」と叫びました。
電車は通常の時間に出発していきました。もうひとりの駅員さんにもお礼を言って、自転車で満足感一杯で帰路につきました。その間、妻からは「どうだった?」のラインやショートメールが来ていました。家につくなり、あおなみ線中島駅の駅員の方達の立ち振る舞いのすばらしさを映画のワンシーンのように語りました。そして愛し気に眼鏡を拭き、所定の場所にしまい、風呂に入りました。湯舟につかりながら、「日本は素晴らしいな~」と感嘆した次第です。
いかがですか。わたしの眼鏡物語。来週はアジア共生研究会のメンバーとバングラディシュに行きます。衣食住において日本の良さを痛感すると思いますが、体験をご報告できればと思います。お楽しみに。