トクヨン診断α
先日、(株)スコラ・コンサルタントの対話コーディネーター初級編を受講しました。その中で教えていただいたことをご紹介したいと思います。
弊社が特性診断で活用しているのがCUBICですが、これは組織を機械機構(指示、連絡、報告を中心とした、一方通行のコミュニケーションが基本とする)を前提として診断するものです。
それに対して、今回教えていただいたトクヨン診断αは、組織を有機体(対話による、共感を重視した双方向のコミュニケーションが基本)を前提とする診断ツールです。
では、「自分の強みは何か?」診断していきたいと思います。
タイプは4つです。
その1 「情報収集」優位タイプ
その2 「情報整理」優位タイプ
その3 「企画」優位タイプ
その4 「実行」優位タイプ
それぞれの特徴は以下の通りです。
その1 「情報収集」優位タイプ
人とのつながりを好み、情報をたくさん持っている、「しりたがり屋」です。
このタイプのキーワードは「とりあえず聞きたい」です。
その2 「情報整理」優位タイプ
状況を俯瞰し、目的に合わせて情報を整える、「わけたがり屋」です。
このタイプのキーワードは「とりあえず分けたい」です。
その3 「企画」優位タイプ
自分のアイデアやひらめきで社会や人に影響を与えたい、「くわだて屋」です。
このタイプのキーワードは「とりあえず思いついたことを言いたい」です。
その4 「実行」優位タイプ
行動のスピードがはやく、前進させるパワーを持つ、「うごかし屋」です。
このタイプのキーワードは「とにかく動きたい」です。
チームワーク(すいすい連携)の実例
情報収集・・・お客様の声や社内の情報を幅広くキャッチする
↓
情報整理・・・「顧客にとって今、何が課題なのか」を明確にする
↓
企 画・・・アイデアや方向性などを発想する
↓
実 行・・・チラシ作成、集客など、具体的なアクションをする
最後に「有機的チームワーク」をつくる5つのステップをご紹介します。
ステップ1 自己認識・他者認識を共有する(強みの共有)
ステップ2 苦手部分の自己認識・他者認識も共有する(弱みの共有)
ステップ3 強み・弱みの観点で職場の現実を見る
ステップ4 共通の目的(めざす姿)を設定する
ステップ5 いろいろなフォーメーションを試してみる
ここで紹介したトクヨン診断αは(株)スコラ・コンサルタントの公式サイトでチェックできます。ぜひトライしてみてください。